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長井短の目は眼瞼下垂という病気?幼少期の顔が今以上に衝撃! [エンタメ]

ネガティブモデルとしてじわじわと人気を集めている長井短さん。

モデルだけでなく、舞台やテレビなど活躍の場を広げていますね。

さて、そんな長井短さんですが大きくタレ目がちな目が印象的なことから、もしかして何か病気なの?

と噂があるようです。

その病気として言われているのが、眼瞼下垂(がんけんかすい)ではないか?と言われているようですね。

そこで今回はモデル長井短さんに注目し、眼瞼下垂という病気説は本当なのか、さらには幼少期の写真が衝撃的だったのであわせて紹介したいと思います!

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長井短(モデル)のプロフィール情報


まずは長井短さんについてご存じない方も多いかと思いますので基本的なプロフィール情報を紹介します!




名前:長井短
本名:長井茉由
年齢:24歳
生年月日:1993年9月27日
出身地:東京都

一見ハーフな顔立ちをしていますが、実は純粋な日本人です。

元々はお笑い芸人になりたいと思っていた長井短さん。

高校卒業後、都内の小劇場で演劇活動を始めます。

しかし演劇だけでは食べていけずアルバイトの面接を受けるものの半年間落ちまくるという…

逆にどうしたら落ちまくるのかが不思議ですが、普通のアルバイトでは受からずモデルのオーディションに応募し、いくつかの事務所に声をかけられモデルとしてデビュー。

個性的なルックスを生かし、現在では装苑、GINZA、ananなど数々の雑誌のモデルを務め、最近ではテレビ番組にも出演するなど活躍の場を広げています。

もし普通のアルバイトに受かっていたらモデルとしてデビューすることはなかったかもしれませんね。

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長井短の目は眼瞼下垂という病気?


さて、そんな長井短さんですが、目がとても特徴的です。

大きく、そして結構なタレ目で日本人離れした顔立ちをされています。

そのため、もしかして眼瞼下垂という病気ではないか?という噂もあるようです。

まず「眼瞼下垂(がんけんかすい)」とは一体どういう病気なのか簡単に説明したいと思います。

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、生まれつきに見られる先天性のものと、年齢を重ねてから発生する後天的なものがあります。

症状としては…

①まぶたが垂れ下がり黒目にかかっている
②おでこにしわができる
③眠たそうに見える

という特徴があります。

さらに目に見えない症状としては、おでこに緊張状態が続いているため肩こりや首のこりなども引き起こします。

他にも目の開きが悪いため、自律神経を刺激し、頭痛や自律神経失調症などを引き起こす場合もあります。

こうしてみると結構怖い病気ですね。

後天性の眼瞼下垂は中高年層に発症するもののため、長井短さんがもし眼瞼下垂であるのであれば先天性のものであると考えられます。

先天性眼瞼下垂の場合、生まれつきまぶたを動かす筋肉や神経がうまく働いていないことが原因であり、家族に同じような病気の人がいる場合、発症することが多いと言われています。

また先天性の場合は片側だけが全体の8割とのことで、片側だけ目が大きく腫れたように目が開かないということが多いようです。

しかし手術で治すことができる病気でもあるので、幼少期に手術を受けるといった方もいるようです(※個人差はあります)

さて、以上のことを踏まえて今一度長井短さんの画像を見てみましょう。




確かに、目元が重たそうに見えます。

しかし、まぶたが覆いかぶさって開けられないほどでもないですし、黒目もはっきりと見ています。

それに、どちらか片側だけというよりは両方同じような形ですし、「眼瞼下垂」である可能性は限りなく低いのではないかと思われます。

どちらかというと目の堀が深くて、大きいためそう見えるのではないかなと思います。

長井短,幼少期の顔が今以上に衝撃!?


長井短さんついて調べていたところ、幼少期の頃の画像を発見しました!

それがこちら




小学校3~4年生の頃でしょうか。

長井短さんは真ん中の水色の服を着た女の子ですね。

なんとなく面影がありますが、今とは目が全然違うような。写真写りのせいでしょうか。

現在は目がパッチリしていて堀が深い顔立ちですが、この頃はどちらかというと薄い顔立ちの印象で、なかなか今以上に個性的なオーラをかもし出しています。

長井短の目は眼瞼下垂という病気?幼少期の顔が今以上に衝撃!


今回はモデルの長井短さんに着目してみました。

個性的なモデルさんなので、今後も益々活躍していきそうです!

引き続き注目していきたいと思います。

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女囚セブン1話ネタバレあらすじと感想!剛力彩芽アクションシーンと京都弁が痛快! [ドラマ]

金曜ナイトドラマ「女囚セブン」

京都の芸妓だった主人公・琴音(剛力彩芽)はある日親友の芸妓を殺害した容疑で女子刑務所に入られれる。

そこでは、一癖もふた癖もある女囚たちが日々バトルが繰り返されていた。

琴音は同じ芸妓をあやめたとして、捕まったが実は冤罪で刑務所に入ったのは何か彼女なりの思惑があったのだ…。

一見シリアスなドラマかと思いきや、刑務所でのバトルがコミカルに描かれているコメディドラマです。

今回は「女囚セブン1話ネタバレあらすじと感想についてまとめてみました。

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女囚セブン1話ネタバレあらすじ【前半】


皆様は刑務所にどのようなイメージをお持ちですか。

灰色の塀に囲まれた窓もないような薄暗い場所で、鎖に繋がれた受刑者が厳しい規則にがんじがらめ。

そんなイメージをお持ちではないですか。

とんでもない!そのイメージは古いんです。

法務大臣の内藤(高橋)は国会にて熱弁していた。

我々が目指す現代の女性刑務所は何よりも母性の保護。

この基本理念を最重要課題とし少しでも明るい環境を作るため、服はピンクに塀はどこまでも低く。

女性に優しい国づくりこれを実現しなければならない。

===
花園刑務所にて脱走を知らせるサイレンが鳴り響いていた。

山川まお(山崎静代)通称・野獣が脱走を図っていた。

山川まおは、高い塀を意を決して飛び降り外の世界に出ることに成功。

しかし、そこを通った護送車にひかれてしまった。

サイレンが鳴り響く刑務所内で女囚たちが塀の方に近づき外の様子を伺っていた。

護送車に乗っていた神渡琴音(剛力彩芽)が気絶している山川まおを背負い、駆けつけた刑務官たちに近づいていく。

集まった刑務官は山川を神渡から引き離し、刑務所へと運んでいった。

現場にかけつけた刑務官たちは所長室に呼ばれた。

「囚人が脱走して護送車にぶつかったと小耳に挟んだが…」と刑務署長・恩田健郎(池内万作)が切り出すが、恩田のこしぎんちゃくのような部長・一本松昇(永野宗典)より「そんな事実はありません」ともみ消そうとする。

花園刑務所に連れられてきた神渡琴音は358番と呼ばれ鬼の異名を持つ女刑務官・百目鬼幸子(宍戸美和公)に何をしたかと問われ「殺人どす…」と静かに答える。

神渡琴音は同僚の芸妓をあやめ刑務所に連れらてきたらしいと、既に女囚たちの間では噂になっていた。

神渡が連れられていった部屋には6人の受刑者が住んでいた。

花園刑務所では、朝6時半に置き夜9時には就寝。就寝前のおよそ4時間は余暇として自由に過ごすことができる。

受刑者たちは、刑務所内にて生産作業と自営作業に分かれて仕事をする。

生産作業はお箸の袋、トートバック、赤白帽子などを作り、自営作業は掃除洗濯などと受刑者たちと生活を共にするための労働作業だった。

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翌日、草むしりの作業をする女囚たち。

しかし、ほかの女囚たちが軍手をする中、神渡琴音(剛力彩芽)には軍手が渡されなかった。そこに、同じ部屋の女囚・坂本奈津(安達祐実)が話しかけてくる。

「新人にはないんだ。軍手」

さらに、津田桜子(平岩紙)が神渡に近づき「親友の舞妓をあやめたのは本当なの」と問いかけてくる。

しかし何も話さない神渡。

「どべにしかとされたー!」と甲高くぶりっ子口調で叫ぶ桜子。

その姿に、市川沙羅(トリンドル玲奈)がうるさいと噛み付き、桜子が「満たされない女っていやー」口調で挑発する。

すると、被害妄想壁があるヒステリックな矢島千鶴香(橋本マナミ)が反応し「今私のこと言ったよね。あの人もよく言ってた。私のこと満たされない女って。何で知っているの?盗聴?!?」と泣き崩れる。

そこに楠瀬司(山口紗弥加)がスコップを持って、泣き崩れる千鶴香の目の前に突き立てて「シャーラップ!!」と言いその場を静めた。

1点を見つめ、あいからわず何も話さない神渡。

女囚たちは、肥料を運べと刑務官に言われるが「全部ドベにやらせればいいんだよ」と奈津以外の女囚たちは琴音に押し付けその場を去っていく。

何も言わずに肥料を運ぶ琴音。しかし、後ろから蹴られ、しかけてあった穴に落ちてしまい、肥料が顔や体中にかかってしまった。

それでも琴音はひとことも言葉を発することなく顔色一つ変えない。

===
昼食時、食事を取ろうとすると琴音のご飯にごきぶりが入っている。

ざわつく女囚たちだったが、琴音は動じることなくゴキブリが乗った平然とそのまま食べ、周りを驚かせる。

昼食後、ガーデニング作業中、奈津が腹話術で神渡琴音に声をかけるが、相変わらず無反応。

それでも奈津は琴音に同室の女囚たちについて説明する。

遺産目当てでおじいさんを手に掛けまくった津田桜子(平岩紙)あだ名はエロ女。

そして、悪徳政治家の秘書のヅカこと楠瀬司(山口紗弥加)。

患者を手にかけ、全身整形をしている元ナースの矢島千鶴香(橋本マナミ)。

1番ガラが悪く、旦那を手にかけた元ヤンの市川沙羅(トリンドル玲奈)

老老介護に疲れ夫をあやめてしまった、ウメばあさんこと平塚うめ(木野花)

そして刑務所内の情報通であり無銭飲食で捕まった坂本奈津(安達祐実)

相変わらず何も喋らない琴音だったが、ガーデニングで手についた泥が血に見え、事件当時のことを思い出し慌てて洗い流す。

入浴中、琴音はある女性と目が合う。

その女性がお風呂から上がるとロッカーには「2人だけ出会いたい358」というメッセージが入っていた。

その女は琴音が自分にラブレターを書いてきたと思い、風呂から帰る琴音を襲おうとする。

しかし、神渡はものの見事にその手を振り裁き取り押さえてしまった。

騒ぎをかけつけた刑務官が訪れ、奇妙な声と丁寧な京都弁で「なんべんしてどす…」と静かに女に謝った。
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女囚セブン1話ネタバレあらすじ【後半】


就寝前、部屋ではちょっとしたことで相変わらず女囚たちが言い争いを始める。

その頃、脱走をはかり取り押さえられたは懲罰が終わり共同部屋に戻ってきた。部屋に戻ったまやは、自分のハートの箱の中に入れていたとある宝物がなくなっており混乱する。

そして、同室の女囚がまやの脱走を邪魔したのは、琴音だと告げ口し、まやは琴音に襲い掛かる。

騒ぎを起こし、刑務官たちに呼び出される、琴音、奈津、まや。

まやは自分の宝物が無くなっていたことを話すと、身体検査が行われ、琴音のポケットからまやの宝物である韓流スターの写真が見つかる。

まやは怒り狂い「おのれのせいで私はもう二度とヒョン様に会えない」と殴りかかる。

しかし、奈津が琴音をかばい殴り飛ばされてしまう。

奈津を殴り飛ばし、まやは琴音に襲い掛かるが、琴音は見事にまやの攻撃を交わし、取り押さえてしまった。

===
騒動の後、刑務官にその場に待機しろと言われた琴音と奈津。

まやに襲われ腰を痛がる奈津に琴音は「怖い刑務所であんたはんが親切にしてくれはってうれしやす。うちのためにそんなけがまで。ほんまおおきに」と頭をさげる。

しかし…

「なーんて!それはほんまはうちに近づくためのお芝居」

今までの嫌がらせあんたの仕業でしょと淡々と話す。

あんた本物のスリでしょ。あれだけの腕だったら警察には捕まらないわねと琴音は奈津の全てを知っていた。

奈津は子供の頃から友達の大事なものを盗み、人ごみの中ではバックから財布を抜き取るスリを繰り返していた。

動揺する奈津に琴音は次々と捲くし立てる。

「ここだけの話し、うちは本当に貧乏ですりの腕があったらやっていただろう。しかし、あんたは自分と違っていい育ちをしているなと語る。花の植え方、食べ方、たたずまいで育ちがいいことはわかる。それなのに、すりや食い逃げしてまで塀の中にいるなんて、帰る家も家族も何もない、旦那がいるだなんて嘘でしょ」

奈津は元夫にプロポーズされていたことを思い出していた。

結婚し、旦那につくしていた奈津だったが、旦那は離婚届けだけ置いて出て行ってしまった。

さらに、奈津は刑務所に入りたくて入った志願囚でしょと暴いた。風呂場で奈津が他の女囚に「あんたまた来たの。」と言われていたことを聞いていたのだ。

奈津は開き直り

「だったら何なの」と言う。

すると、琴音は…

「その若さでようやるわ、家族が旦那がって哀しい嘘までついて、ほんまきしょく悪いわ!家族なんてユニット時代遅れやわ!血が繋がっているだけでちまちままとまって。同じ家にいるさかい、腹も立つんかい!殺しおうたりお金でもめたり。

親はたとえ悪人でもみとらなあかん。知らんけどあくどいファミリービジネスで大金持ちになったら、
世界をお金で買う気になる人もいはるんわ。家族なんてユニットの弊害やわ。

人間生まれる時も死ぬ時もどうせ一人やし。
SFやないけど近未来は人はカプセルで生まれてカプセルで死ぬんとちがいますか。
みんな生まれたときから一人ですっくと生きたらよろしい!

ひょっとしてあんたはん、世にいう全うに家族の幸せ作られへん自分が悪いとか思っているのと違います。いやいやいや、悪いのはあんたはんやない。

あんたはんをそこまで寂しい思いにした家族どす。

罪は犯すやつが悪いんやない。
犯させるやつが悪いんどす。」

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「あんた…ただものじゃないね。」奈津は琴音に事件を本当に起こしたのか尋ねる。

事件当日ー。

芸妓だった琴音。

しかし、接客中酔ってしまったとふらつきその場に眠ってしまった。起きると手には包丁があり、芸妓仲間の雪乃が目の前でなくなっていた。

琴音の手には赤い血がついていた。

琴音が働いていた女将が面会にきて問いかける、「あんたほんまはやっていないのだろ。何で罪認めたりした。」「無実を証明するためどす」

そう、実は琴音は冤罪だった。

「うちも志願囚みたいなもんどす」

===
「情報屋が何も聞き出せなかったのか。」

とある女に報告しそう言われる奈津。

料亭では法務大臣が会食をしていた。

接客している芸妓の着物には盗聴器がしかけられていた。

夜中に目が覚めトイレに向かう琴音。

一人になった琴音を見たエロ女こと桜子が囁いた「地獄に落としてあげる」

次はエロ女vs琴音の対決が始まるー。

女囚セブン1話ネタバレあらすじの感想!


テンポが良くて、コメディタッチで描かれているシーンもあり、予想以上に面白かったです!

女囚のひとりひとりのキャラも立っていて、剛力彩芽さん演じる琴音のアクションシーンが本格的で、京都弁で捲くし立てるシーンが痛快で圧巻でした。

辛らつなことをいいつつも最後は相手の気持ちを察してなだめる…。

笑いあり、アクションあり、痛快さあり、ほろっと感動するような人情味もある、ドラマです!

また、琴音は冤罪にも関らずなぜ罪をかぶり自ら刑務所に入ったのか。

今後その謎が明かされていくと共に、琴音の何かを暴こうと女囚たちを使う謎の黒幕は一体誰で何の目的があるのか。

今後の展開からも目が離せないです!

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ドラマミステリーズ情けは人の…ネタバレあらすじ(向井理)&感想!黒幕はまさかの人物! [ドラマ]

ドラマ「ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊」にて、向井理さんが主演を務める「情けは人の…」が放送されます

原作は今邑彩先生の短編小説「盗まれて」の作品の中のひとつ「情けは人の…」です。

主人公・北川健史は誘拐計画をある男から持ちかけられ協力することになります。

しかし、健史が誘拐計画の黒幕だと思っていた男はまさかの人物で…

という、予想をはるかに越えるラストが待ち受けています!

今回は、原作小説「情けは人の…」を読みましたので、あらすじネタバレを結末までと感想についてまとめてました!

(結末を知りたくない方はご注意ください!)

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ドラマミステリーズ情けは人の…ネタバレあらすじ(向井理)を結末まで!


主人公・北川健史(向井理)はバーテンダーとしてアルバイト生活を送っていた。

ある日、閉店間際の店内に中年の男・赤堀(小澤征悦)が、酒によって寝ていた。健二はもう閉店ですと声をかけ、起きあがった赤堀はに自分の身の上話をしてきた。

赤堀は「ツカハラ産業」という会社で働いていたが、つい最近クビになったという。

20年近くも身を粉にして働いてきたにも関らず、クビになり、退職金も十分に支払われず、女房にも逃げられマイホームの借金だけが残ったという。

健史は「ツカハラ産業」というのを聞いて、動揺した。

健史は母・喜代女手ひとつで育てられ、去年がんで亡くなった。

父親となる男とは不倫であり、母は結婚できないことを承知の上で健史を産んだ。

その、父親の男の名は塚原幹緒。赤堀がクビになったという「ツカハラ産業」の社長だった。

健史は父親である塚原とは会うこともなく、健史を認知し、母に店を1軒与えただけでそれ以上のかかわりを持とうとはしなかった。

会社を突然クビになり、塚原に復讐することを考えているという赤堀は健史に手伝ってくれと頼んできた。

その復讐の内容は、塚原には10歳になる息子・昌彦を誘拐するというものだった。

昌彦は30歳も年の離れた後妻との間にできた子供であり、目に入れても痛くないほど可愛がっている。

赤堀はその子供を誘拐し、身代金を要求、塚原にも子供を失った苦しみを味わってもらいたいという。

実は赤堀にも息子がいた。

生きていれば塚原の息子と同じくらいでったが、赤堀が仕事をクビになり、妻が働きに出ている間に、子供が事故に合い、亡くなってしまったという。

もし、自分がクビにならずに妻が家にいたらそんな事故は起きなかったかもしれない。

だから、塚原にも同じ苦しみを味あわせてやりたいと言った。

健史自身も母を捨て、その後も関係を持とうとしなかった塚原に恨みがあり、協力することにした。

赤堀は、健史に子供を誘拐している間に逃げないように子供の子守をしておいて欲しいという。

意外にも赤堀は子供は好きなため、子供は殺さず金だけ受け取ったら子供は返すというものだった。

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そして、誘拐は決行された。

赤堀の知り合いが所有している別荘に待機していた健史。

そこに、赤堀が塚原の息子・昌彦を誘拐してきた。

子供は薬で眠らせており、学校の下校途中に母親が事故に合ったとだまし、車に連れ込んだという。

赤堀は、塚原と取引をするため、昌彦を健史に預け、パンや牛乳などの食料を置いていった。

そして、顔がばれないように、フランケンシュタインのゴムマスク、連絡を取るための携帯電話を健史に渡し去っていった。

まだ眠っている昌彦を健史はじっと見つめていた。

「これが俺の弟か。母親は違うが同じ父の血を引く弟」

すると、昌彦が目を覚ましだし、健史は慌てて先ほど渡されたフランケンシュタインのマスクをかぶった。

起きた昌彦は不思議そうにあたりを見回し、フランケンシュタインのマスクをかぶった健史に気がつくと恐怖におびえた顔をした。

健史はおもわず「怖がるなよ。ただのマスクだよ」と思わず言ってしまった。

すると、健史は「ここはどこ?ぼく誘拐されたの?」と言ってきた。

そして、続けて「僕のパパからお金を取るつもりなんだね、お金を取ったらぼくを殺すの?」とおびえながら聞いてきた。

健史は「殺しはしないよ、おとなしくしていればすぐに家に帰してやる」

と言い、昌彦はおとなしくしている、逃げないと言った。

のどが渇いたという昌彦に牛乳をあげるものの、昌彦は牛乳は嫌いだと言い出す。

しかし、健史は贅沢言うなと牛乳を渡し、仕方なく飲み始める昌彦。

ふと健史は「牛乳飲まないと大きくなれないぞ。大きくなったらパパの会社をつぐんだろう」とからかうように言った。

しかし、昌彦は「僕、継がない、僕は一人息子ではない、自分を誘拐してもパパはお金を払わないと思うよと言い出した。

妙に大人びた様子の昌彦は「ぼく、パパの子供じゃないもん」と言った。

健史は驚いていた。

実は、昌彦は母が浮気してできた子だという。

父と母が言い争っている様子を偶然見てしまい、自分と本当の親子かどうか確かめるために遺伝子鑑定をするつもりだと言っていたという。

父は、人前では昌彦を可愛がるふりをしているが、家では冷たく目に入らないみたいに振舞ってくる。

だからお金は払わないと言った。

昌彦の母と父は、親子ほど年が違う。

親子ほど年が違う初老のもとに若い娘が好き好んで嫁に行くとは思えない。

おそらく政略結婚的なものがあり、昌彦の母には別の恋人がいたのだろう。

こうしてみると、確かに昌彦は塚原の面影がないように見えた。

健史はすぐに赤堀に連絡しようとしたが、携帯は渡されたものの赤堀の電話番号が知らず、赤堀から電話がかかってくるのを待った。

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1時間後、電話が鳴り、赤堀に先ほど昌彦から聞いた話しを告げた。

しかし、実は赤堀はその話しを知っていた。

そして、本当に昌彦は塚原の息子ではなく、母・京子が結婚前から付き合っていた恋人との間にできた子供だという。

血液型でばれることがなかったため、塚原には内緒で塚原の子供として育てていたが、昌彦が成長するにつれ、自分と全く似ていないことから疑いを持ったという。

健史は、それじゃあ昌彦を誘拐しても塚原は金を払わないじゃないかと赤堀に言った。

しかし、赤堀は塚原は金を払う。警察にも知らせずこちらの要求どおりの金額を払うと妙に強気だった。

塚原が赤堀に払うお金は「子供を生かすための金じゃない」という、意味がわからない健史。

実は、「この誘拐計画を企てた黒幕は俺ではない。いずれ健史ツカハラ産業の後継者になるためには、昌彦が邪魔だろう。」

と言い驚く健史。

実は赤堀は、健史が塚原の息子であることを知っていた。

赤堀は、昌彦を殺さないといっていたが、実は殺すつもりで誘拐した。

会社をクビになったとか、子供を事故で亡くしたというのは健史から買うためのうそでだった。

赤堀が黒幕ではないということは…

そう、これまでの話しからすると塚原幹雄ということになる。

つまり、赤堀が塚原から受け取る金は、「子供を殺すための金」という意味だ。

塚原は京子と離婚となれば、その理由がメディアに取り沙汰され若い妻に裏切られたという自身のプライドが傷つく、だからといって、他人の子供を将来自分の会社の後継者にできない。

そのため息子が誘拐されたふりをして殺してしまうことを考え赤堀と一緒に実行したのだ。

昌彦がいる隣の部屋から声がした。

健史が様子をのぞきに行くと、昌彦は苦しそうな顔をして顔からは汗がでており、腹痛を訴えた。

苦しくて死にそうだと言い、一瞬健史は仮病を疑ったが、悲鳴のよな声を上げて苦しんでおり、その苦しみ方が普通の腹痛ではないことが健史にもわかった。

健史は学生の頃、友達が同じように突然のお腹が痛いと苦しみだしたことを思い出し、急性虫垂炎ではないかと考えた。

苦しむ昌彦を見て、早く医者に行かなければ命取りになるかもしれない。

しかし、病院にいけばこの誘拐計画は失敗になる。

塚原が金を払うのは昌彦の死に対して、ここで病院に連れて行き昌彦が助かったら金は入らない。

いや、健史は目先の金のことはどうでもよかった。

しかし、さっきの赤堀との電話の中で健史の中に黒い野心が芽生えて始めていた。

もし昌彦が亡くなれば、塚原に後継者がいない。

すでに60歳を過ぎている塚原は今から子供を作るのは難しいだろう。

となると、もしかしたら自分の血を引く唯一の息子、つまり自分が塚原の正当な後継者となる。

それを考えると、今昌彦を助けるために病院に連れて行くことは、健史にとってメリットがない。

病院に連れて行かなくてもいいか…

そう悪魔のような考えになっていた健史はふと母親の口癖が脳裏に蘇った。

「情けは人のためにならず」

情けは他人のためにかけるんじゃない。自分のためにかけるんだよ。

見返りを期待して他人に親切にするという意味ではない、自分がされたいと思うことを人にすればいい。

そうすれば、たとえ何の見返りがなかったとしてもそれだけで幸せになれる。

母はいつもそういっていた。

実際に母は、塚原に捨てられた後でも恨み言ひとつ言わずに健史を懸命に育て生きたことに満足して亡くなった。

もしここで自分が欲望に負けて昌彦を助けなければ1番悲しむのは母かもしれない。

そう気づき、健史は救急車を呼んだ。

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昌彦は病院に運ばれ手術を受けしばらく入院することになった。

健史はこのまま自宅に戻ろうかと思っていたが、別荘に自分の荷物を忘れていたことに気づき戻ることにした。

別荘に戻ると赤堀がいた。

赤堀から事情を聞かれ、昌彦が盲腸になり病院に運んだことを話した。

昌彦が病院に連れて行ったことにより、誘拐計画は失敗し塚原も金を出さない。

塚原は、健史を後継者にしたがっていると赤堀が言った。

しかし、健史はもうその気はない。俺に親父はいない、いたのは母だけだといい別荘を出ようとした。

ところが、赤堀は突然健史に銃をむけ、まだ話しがあるという。

そして、この誘拐計画の黒幕では塚原ではないということを話しだす。

実は塚原はこの誘拐計画のことは何も知らず、この計画の話しを持ちかけた黒幕。

それは、昌彦だったのだ。

信じられない健史。

昌彦は自分をわざと誘拐させて父から金を奪おうとした。

そして、赤堀は哀れむように銃を健史に向けたまま

「おれたちが誘拐したのは昌彦ではない。やつは誘拐したほうだ。俺たちが誘拐したのはあんただったんだよ」

と言い放った。

そう、つまり誘拐されたのは健史だった。

昌彦は誘拐されたふりをして、健史が別荘から逃げないように見張っていた。

逆だったのだ。

昌彦は自分が塚原の息子でないことを知っていた。

そしてもう一人息子がいることも知っていた。

昌彦は親子鑑定されて、自分が実の息子ではないことがわかったら京子と離婚して、もう一人の息子の方と暮らすつもりでいたことも
知ってしまった

もう一人の息子である、健史と。

このまま塚原の家の息子でいたい昌彦は誘拐計画を企てた。

塚原から身代金を奪い、健史が死体になって発見される。

そういう筋書きだった。

健史がいなくなれば、塚原の愛情は昌彦に向くそう考えていたのかもしれない。

つまり健史が別荘に戻ってきたことで誘拐計画はまだ続いていた。

赤堀の指が引き金にかかり、ゆっくりと引かれた。

健史は思わず目をつぶり覚悟した。

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(カチッ)

「弾は入っていない。あんたを殺す気はない。いや最初はあった」と言い出す。

もし健史が昌彦を見殺しにしていれば、赤堀はためらわず健史を殺すつもりだった。

しかし、健史は昌彦を助けた。

これでおあいこだ。どこへでも行けといって、赤堀は手に持っていた銃を投げ捨てた。

赤堀は、ツカハラ産業の従業員ではなかった。

しかし、塚原のせいで子供を失ったということはある意味本当だった。

そう、昌彦の本当の父親は赤堀だったのだ。

昌彦の母・京子が結婚前から付き合っていた恋人というのは赤堀だったのだ。

そして、塚原は健史の母と正式に結婚しようとしていた。

しかし、母が断ったと言う。

健史は全く知らず父からは無視されてきたと思っていた。

その後、昌彦の母・京子と再婚した。

もし、健史の母が塚原と結婚していたら、赤堀と京子が別れることもなかったのかもしれない。

お互いどこかで人生が狂ってしまったようだな。

でもやり直せる。今からだって遅くない。

そう健史はいい、別荘を後にした。

健史は無性に父に会いたくなった。

亡くなった母のことを話しあの一言が自分の命を救ってくれたということを

「情けは人のためにならず」

ドラマミステリーズ情けは人の…ネタバレあらすじ(向井理)の感想!


情けは人の…ネタバレあらすじの感想!

ラストの展開にははらはらドキドキしてしまい、続きが知りたくて知りたくてあっという間に一気に読んでしまいました。

黒幕だと思っていたあの男が、実は犯人ではなく、まさかの昌彦!であり、自分が誘拐犯側だと思っていた健史自身が誘拐されていたという、まさかの展開が衝撃でかなり面白い作品でした!

なんとなく、こういうラストで終わるのかな、黒幕はあの人物かなと想像しながら読む人が多いかと思いますが、その想像をはるかに、1枚も2枚も超えるラストが面白かったです。

短編小説なので、ミステリーが苦手な方でも読みやすいかと思います。

気になる人はぜひ原作小説を読んでみることをおすすめします。

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ドラマミステリーズ妻の女友達ネタバレあらすじ(大泉洋)&感想!結末は妻が衝撃の告白… [ドラマ]

「ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊」にて、大泉洋さんが主演を務める「妻の女友達」

これは小池真理子先生の小説「妻の女友達」の短編ミステリー集の作品のひとつです。

今回は、小池真理子作品「妻の女友達」の原作小説を読んだので、ネタバレあらすじを結末までと感想をまとめました!

(結末を知りたくない方はご注意ください)

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ドラマミステリーズ妻の女友達ネタバレあらすじ(大泉洋)【前半】


広中肇(ひろなかはじめ/演:大泉洋)は市役所の戸籍係として勤務していた。

市役所とは言っても、小さな出張所であり仕事量はたかがしれている。よほど混んでない限りは、定時の5時にはきっかり会社を出て、自転車にて家路についた。

市役所から自宅までは自転車で10分以内の距離。途中寄り道をするところもなく、肇には家庭以外に興味はなかった。

肇には家庭こそが生きがいであり、特に大きな野心もなく平凡で波風のたたないつつましい人生を送っており、そんな日常に満足していた。

肇の妻・志津子(戸田菜穂)とは5年前に見合い結婚した。

清楚で控えめで優しく気配りの家庭的な女性。肇の好みでありで、平穏な家庭生活を育む姿は肇にぴったりのパートナーだった。

志津子は子供の頃に煩った小児マヒの後遺症で、右足に軽い障害があり、歩行に問題はなかったもののやや少し引きずるように歩いていた。

肇には3歳になる娘・ちえみ(井上風宇子)がいた。

志津子に似ておとなしく、仕事が休みのときは、家族3人で近所を散歩し公園のベンチでアイスを食べて過ごす休日を送り、混雑するデパートや遊園地に行きたいと思うこともなく、それは志津子も同様だった。

志津子は洋服や小物などに物欲が少なく、自分がほしいものは手作りすることが好きだった。パッチワークのクッション、ぬいぐるみ、座布団、ちえみのおもちゃなど、自宅にあるものはほとんど志津子の手作りのものだった。

肇や志津子の友人が自宅に来ることもほとんどなく、肇はそんな家族3人つつましくひっそりと過ごす毎日に幸せを感じていた。

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ある日、志津子が料理教室に通いたいと言い出した。

週に1回通うだけで、フランスの家庭料理がマスターできるものだという。

肇は、志津子は料理上手だから必要ないんじゃないかと思ったが、家事だけが趣味のような妻に、少しは楽しみを与えてやってもいいような気がして、料理教室に通うことを承諾した。

その直後、自宅の電話が鳴った。

平日の夜9前。この時間に電話をかけてくるものはほとんどおらず、肇は不思議がりながらも電話にでた。

電話口の女性は「多田美雪」と言い、志津子の友人だった。

多田美雪(高岡早紀)は志津子の高校のクラスメートで、卒業後アメリカに渡りアメリカ人と結婚。

そのためしばらく連絡が途絶えていたが、アメリカ人と結婚し別れた話しを書いた本がベストセラーになり、いまや有名な女流評論家となっていた。

つい先日、この近所に引っ越してきて志津子に連絡をしてきて、近くまで来ているからこれから自宅に来るという。

肇は、内心迷惑だなと感じていた。

これからちえみとお風呂に入り、志津子とテレビを見てゆっくりと過ごそうと思っていたからだ。

多田美雪はペンネーム・ジャネット多田という名で活躍し、「ブロンド胸毛と暮らした日々」というエッセイ集でブレイク。

肇の職場の女の子たちも彼女の本を買って読んでおり、物凄い美人だからブロンド男と暮らせたのよねと、どうやら美人であるということも知っていた。

肇も志津子から、友達が書いた本なのと渡されたが、不潔ったらしいタイトルが嫌で中身は読まなかった。

来るなら明日にしてくればいいのにと思っていたところ、美雪がやってきた。

自宅に訪れた美雪は映画やテレビに出る女優のように美しく、優雅だった。

セクシーな衣装に高価な装飾品を身にまとい、きつめの化粧に香水を身にまとった美雪は、どう見ても志津子と同い年で、高校時代に仲が良かった女性には見えなかった。

美雪はタバコを吸いながら、二人はぺちゃくちゃとおしゃべりを始めた。と言っても、ほとんどが美由紀の自慢話しだった。

本の出版のこと、マスコミに取り上げられ人気者になったことや、芸能人とのパーティーなど志津子は、その話しを素直に「すごいわ、偉いわ」と聞いていた。

派手で華やかな女の傍、ほとんど化粧もしていない地味な志津子が必死で相槌を打っている姿に肇はいとおしく、痛々しさも感じた。

美雪は、忙しさのあまり身の回りの世話をしてくれる人が欲しいと話し始め、週に1回でいいから自宅の掃除や洗濯など志津子に働かないかと誘う。

肇は内心では反対だったがしぶしぶ了解し、志津子は毎週水曜日に美雪の家に行くことになった。

料理教室も水曜日だったため、ちえみを昼間保育園に預けている間、志津子は美雪の家に行き、掃除や洗濯を行い、料理教室に通い夕方ちえみを迎えにいくということで決まった。

肇は突然現れた美雪に不快感を抱き、本当は志津子に掃除になんて行くなと言いたかったが言い出せず、いつか美雪がきちんとした家政婦を雇い、志津子も料理教室が楽しくなり美雪の小間使いにされていることがいやになる日がくることを願った。

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美雪が来た2日後の水曜日

肇が帰宅すると、志津子がめずらしくにぎやかで「すごいのよ」と美雪家での仕事のことを話し始めた。

ハリウッドスターが住むような自宅で、家具も食器も高価で洋服も沢山有り、デパートみたいだと。肇は聞いているだけで不愉快だったが、そんな様子に気づくことなく志津子は興奮して話しを続けた。

料理教室も仲間がたくさんできてわかりやすくて楽しいらしい。

毎週水曜日は、志津子が料理教室で習ってきた料理が1品並ぶようになり、食卓での会話は美雪のことで終始した。

美雪は、時折自分が着なくなった服やアクセサリーなど志津子に譲り、志津子も嬉しそうにテーブルに並べて見せた。

肇は「よかったな」と言いつつも、物乞いのようにもらっている志津子の姿を想像すると不快感が募っていった。

美雪の自宅に行くのは週に1回の約束だったものの、次第に週に2回、3回行くようになった。

突然の電話で始まり、掃除や片付けだけでなくパーティーの料理や夜食の用意、家賃の支払い、生活用品の買出しから修理に出したハイヒールの受け取りまで、あらゆることをやらされるようになった。

時には、夜になって出張の荷物のパッキングを手伝って欲しいと連絡があり、しぶしぶながら夜遅く志津子は出かけ、疲れた顔で帰ってきていた。

その様子を見ていた肇はイライラが募っていき、なぜ志津子はこんなにこき使われなければいけないのか、人手を借りるべきは足の不自由な志津子の方ではないかと思うようになっていった。

肇は志津子に、もう行くのはやめろと何度も言いたかったが、美雪のような女でも志津子の数少ない友人であり、友達らしい友達と遊びに行くこともなかった志津子の寂しい環境を考える言い出すことができなかったのだ。

そして肇の中で「アイツサエ イナケレバ」と、自分の中で得たいの知れない何かがささやくようになっていった。

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ドラマミステリーズ妻の女友達ネタバレあらすじ(大泉洋)【後半】


時が流れ、美雪は四冊目のエッセイ集を発表し、マスコミで騒がれる日々を送っていた。

肇の勤務する市役所でも、女子社員たちはどこからか志津子が美雪と知り合いであることを聞きつけ、美雪についてあれこれ聞いてきた。

肇はやや自慢げに自分は1回しか会っていないが女房とはしょっちゅう会っている、明るくていい人だと答えていた。

会ってみたいなという女子職員には、女房を通じて会わせてあげようかなどと、にこにことして間違っても美雪の悪口を一切言わないように心がけていた。

こう言っておけば、もし美雪の死体が発見されても、自分のことを疑うやつはいない。

自分が美雪と恋愛関係になり、志津子と三角関係となったという疑念を持たれないだろう、仮に疑われたとしても1番に容疑者リストから外す。

女房と二人きりで暮らしたいから、女房の友達を手にかける旦那がいるとは誰も想像しないだろう。

そう高を括っていた。

秋になり、志津子の母親が軽い脳梗塞を起こしたため様子を見に、ちえみを連れて実家に1泊してくることになった。

肇は、その日美雪が自宅にいることを知っていた。

なぜなら、前の晩に美雪から風邪を引いて自宅療養するため、志津子におかゆを作りにきてもらいたいと連絡があったのだ。

しかし、志津子は突然実家に帰ることとなり、申し訳なさそうに断っていた。

美雪から預かっている合鍵は、志津子が持っていっていたが、むしろ合鍵はない方が都合がよかった。

肇は仕事着から着替え、緑色のコールテンのジャケット、とカーキ色のチノパンに着替え、冬用の皮手袋取り出し、革ベルトを用意した。

夜7時すぎ。

肇は自宅から美雪に連絡をし、志津子に頼まれお見舞いの連絡をしてあげてと言われたと言い、果物など何か食べられそうなものを持きますよ、美雪に玄関にそっと置いて帰るから、鍵をあけて置いてくださいと連絡する。

自宅からすぐの美雪のマンションに着き誰にも会うこともなく美雪のマンションに到着した肇。鍵はかかっておらず、ドアはすっと音もなく開き、玄関から美雪に声をかける。

奥から「中にどうぞ」と美雪の声がした。

肇は美雪の部屋に入り、この贅沢なマンションで志津子が足を引きずりながら掃除をしているのかと思うと涙が出そうになった。

今に行くと、美雪が真っ赤なガウンを着たまま、退屈だったから一緒にホットウイスキーでも飲みましょうと言い出す。

いいですねと肇は誘いにのり、キッチンで美雪がウイスキーの準備をしている後ろで、そっとポケットに手を入れ革ベルトを取り出した。

美雪が肇の方を振り返ろうとした途端、肇は革ベルトを彼女の首に巻き、美雪を手にかけ命を落とした。

肇は突然恐怖に襲われ、ベルトをぽけっとにしまいその場から逃げ出した。

帰り際誰にも見られることなく自宅に戻ることができた。

これで、志津子とちえみの3人のまた平穏な日常の暮らしに戻ることができる。そう思うと肇は嬉しかった。

しかし、そう思ったのもつかの間、ジャケットの片方の袖口のボタンがちぎれていることを発見した。

茶色のくるみボタンでH・Hのイニシャルが入っている。

肇はあわてて、自宅や玄関を探したがどこにも見つからなかった。もしかして…美雪の家に落としてしまったのか。

実は、美雪を殺めた時、肇の袖口あたりをつかんできた。その時にボタンを引きちぎってしまったのかもしれない。

そうすると、H・Hのイニシャルが入っているくるみボタンは美雪の自宅に落ちているのもしれない。もし、警察にでもそのボタンが見つかったら肇が怪しまれてしまう。

美雪のマンションに行って取り返しに行こうと思ったが、二度とあそこに行くのが嫌だった。帰りに誰かに見つかってしまうかもしれない。もう一度冷静に考えてみることにした。

もしかしたらあのボタンは、古いジャケットであるし元々ちぎれていたのかもしれない。志津子は几帳面だったが、着なくなったジャケットのボタンを取り寄せて縫い付けることもしないだろう。

それは一縷の望みだったが、肇は美雪のマンションに再度行くことをさめる口実を自分の中で作り言い聞かせた。

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翌日、いつもどおり出勤していると志津子から役所に連絡があり、志津子が美雪が亡くなっているのを発見したという。

実家に戻った志津子が戻ってきてすぐに美雪のマンションを訪れ第一発見者になると想像していなかった肇は動揺した。

仕事が終わり、急いで自宅に戻った肇。「私さえ実家に戻らなければこんなことにならなかったのかも…」とショックを受けている志津子を慰めた。

美雪を発見した時のことを話す志津子に、肇は不安を抑えながら犯人が残したものはなかったのかと聞いたが、特に何もなかったという。

その日の夜、警察が訪ねてきて事情聴取を始めた。

美雪の交友関係、志津子との関係、途中涙ぐみながらも志津子はきはきと答え、友人の死を悼む姿に肇ももらい泣きしそうだった。

志津子への質問が終わり、今度は肇が美雪とはどういう付き合いだったか聞かれ、一度しか会ったことがないこと、引っ越してきて自宅を訪ねてきたことなどを話した。

一通り質問を終え、刑事が帰ろうとしたとき、ちえみがくまのぬいぐるみを抱えて刑事たちの周りをうろうろし始めた。見慣れないくまのぬいぐるみで、志津子が古いタオルで作ったもののようだった。

刑事が微笑ましそうに腰をかがめて、ちえみに話しかける。「かわいいぬいぐるみだね。お母さんが作ったの?」「うん、クマさんなの」その場に居合わせた全員が、ちえみが持っているくまのぬいぐるみに目をやった。

その時、肇の胸がどくんと鳴った。

肇は不自然にならないように、自分のもとにちえみを引き寄せ抱き上げた。そのくまのぬいぐるみの片方の目は、H・Hの茶色のくるみボタンだったのだ。

肇は引きつる顔を隠すように刑事たちを見送った。

刑事が帰った後、志津子をソファーに座らせ改めて問いかけた。「クマのぬいぐるみ君が作ったのか」「そうよ」志津子の表情に変化はなく「ちえみに新しいぬいぐるみを作ってあげたいと思って、ちょうど目につけるためのボタンがあったから」

肇はうなるように「このボタンどこで見つけた」と言った。

志津子はうつむき、唇を震わせながら「私に言わせるの」と言い、それでも肇は続けて聞いた。

志津子はゆっくりと「美雪さんのところ。私はメイドのように彼女に雇われてていたから、彼女の部屋のことなら何でもわかる。彼女がなくなっていた時に傍に転がっていたボタンに気づかないはずがないわ。私が刑事が来る前にそれに気づいて拾っておかなければあなたは今頃…」と答えた。

肇はどうして黙っていたのかと問うと「びっくりさせたかった。それだけ」

肇は震える声で「君は…天使だ。俺はあの女に耐えられなかった。自分たちの静かな暮らしを邪魔されたくなかった」

と言うと、志津子も「私もよ。友達だとしても美雪は私のことをなめてかかっていたから、あなたの気持ちよくわかる。」と笑った。

肇は志津子の手をとり、「亭主が犯人だとしても冷静に対処したんだね。天使だ」と志津子の手をとった。

しかし、志津子はその手をふりほどき「動機もないからあなたは疑われず完全犯罪だわ。私はあなたをかばうわ。でもその代わりに…離婚して欲しい」

肇は志津子の言葉が信じられなかった。

志津子は、肇との暮らしにうんざりしていた。

退屈で、隠居した老夫婦みたいな生活。デパートにも行けず、休日は公園を散歩するだけ。ヒステリーを起こしそうになり、裁縫で気を紛らわしていた。

でもそれだけでは発散できなくなり、料理教室に通うようになった。

やがて、料理教室の先生と不倫の仲になり、肇と離婚したらちえみも引取り、料理教室を一緒に経営する計画をしているという。

あとは、肇ともめることなく、離婚するだけだという。

また、美雪は志津子の家政婦でもあったが、恋の良き相談相手だった。夜に先生と会うため、美雪はアリバイ作りに協力してくれ、志津子を呼び出すようなふりをして電話をしてくれた。

美雪からもらったと言っていたプレゼントも、実は全て不倫相手からもらったものだった。

別れてくれなかったら、ボタンのこと警察に話しますからと肇に言い放ち、クマのぬいぐるみを抱き、恋しい人を思い浮かべるように視線を宙に向けたのだった。
(おわり)

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ドラマミステリーズ妻の女友達ネタバレあらすじ(大泉洋)感想!



まさかの最後のどんでん返しに驚愕でした。

夫は、平凡な暮らしを望み、地味だと決め付けていた妻も気持ちは同じと思い込んでいた悲劇が招いた事件。

夫は、妻のことを何も知らず、自分の理想にはめ込んでいただけであり、時折妻のことをかわいそうだから哀れみさげすんでいたような部分もあった。

しかし妻は夫とはまったく、別の世界を望んでいた。

夫が犯罪を起こしたことで、自分にさからえない状況を逆手に取り、自分の望む未来を手にしようとする。

普段地味で何も言わない、志津子だからこそ最後のどんでん返しが、より一層恐ろしく、予想を裏切るものでした。

自分の価値観を妻も同じだと思い込み、半ば強引に押し付けていた夫への逆襲といったところでしょうか。

これは定年後に離婚を切り出す熟年離婚に通じるものがあるのではないかと思いました。

もし、自分の価値観で妻はこうだろう…と勝手に思い込んでいる、男性は要注意です!

女って恐ろしい…!前半の静かでつつましい夫婦生活がより一層ラストの妻の告白は強烈なものでした。

さらっと読めたわりには、なかなか面白い作品でした!

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ツバキ文具店2話あらすじネタバレと感想!鳩子が依頼された離婚のお知らせの手紙とは? [ツバキ文具店鎌倉代書屋物語]

NHKドラマ10にて放送の「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」のネタバレあらすじについてまとめています。

前回までは…

主人公・雨宮鳩子(多部未華子)は鎌倉にある代筆屋「ツバキ文具店」で、代書屋を生業とする祖母・カシ子(賠賞美津子)に厳しく育てられた。

厳しい稽古の反動からか、高校を卒業し鎌倉を逃げるように上京したものの就職に失敗し、しばらく海外で働いていた。

しかし、カシ子が亡くなったことをきっかけに8年ぶりに鎌倉に戻ってくる。

葬儀が終わったら店と自宅は閉めて売りに出そうと思っていたが、無理やり頼まれた初めての代書屋としての仕事が鳩子の心を動かし、後を継ぐことに。

こうして不安ながらも鳩子の代書屋としての人生が始まる。

というストーリーでした。

代書屋として歩き出した鳩子、どんな依頼が待ち受けているのでしょうか。

今回は、ツバキ文具店2話あらすじネタバレと感想についてまとめてみました!

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ツバキ文具店2話あらすじネタバレ【前半】


「ツバキ文具店」継ぐことにした鳩子(多部未華子)だったが、これでよかったのかと自問自答していた。

朝早く、小学生がシャープペンシルを買い求めて店にやってきたが、祖母の信条によりシャープペンシルは置いていない。ふてくされて帰っていく小学生の後、鎌倉で観光ガイドをやっている白川清太郎(高橋克典)がやってきた。

和風のレター用紙を買いに来て、鳩子に代書屋の仕事はどうかと尋ねる。しかし、代書の仕事は最初に引き受けてから新しい依頼は入っていない。

そんな不安もあってか鳩子はこれから先、代書屋の仕事を引き受けるかどうかわからないと迷っていた。

「人の手紙を書くって簡単な仕事ではないと思い知ったから。」「それがわかっているようであれb大丈夫じゃないかな」と励ます白川。

その時、代書の仕事をお願いしたいという一人の男性・三津田(高橋和也)が訪ねてくる。

依頼の内容とは「離婚の知らせ」だった。

三津田は、妻と離婚することになり、お世話になった人に報告とお詫び、お礼を兼ねて夫婦連名で手紙を出したいという。

その依頼内容に驚く鳩子。

三津田夫婦はインテリアコーディネーターとして、二人で事務所を運営していた。しかし、2ヶ月ほど前に妻から「好きな人ができた。別れてその人と暮らしたい」と言われたという。

三津田は、原因は妻だけのせいじゃない。妻が別の人に向いた原因は僕にもある。仕事も一緒にやってきたし、共通の友人も多い。終わりよければ全て芳という形にしたいと穏やかに鳩子に依頼してきた。

鳩子は依頼を引き受け、妻に会いたいとお願いするが、既に相手の人と沖縄の離島で暮らしていると告げられる。

しかし、三津田は妻から手紙にはシーリングスタンプという手紙に封をするものを使って欲しいとだけ言われていた。

そのシーリングスタンプには「W」の文字が入っており、妻の旧姓のイニシャルだった。

三津田が帰った後、鳩子は三津田の言葉を思い出していた。

「僕たちが幸せな結婚生活を送っていたことはきちんと書いて欲しい。円満離婚ですから」「円満離婚…」その言葉が鳩子の胸にひっかかっていた。

鳩子はもっと二人のことについて知りたいと三津田に電話し、事務所に行く約束をした。

電話の後、一人の女性・楠木帆子(片瀬那奈)が慌てて入ってきた。

帆子「ポストに間違って手紙を投函してしまって。朝から郵便屋さんが来るのをまっていた…
ぎりぎりで…。」

鳩子「ぎりぎりって?」

帆子「父が危篤で…、昨日の夜実家の大分に戻ってくるように言われて、羽田からもう飛行機に乗らないといけないのに。」

と慌てて言う帆子。

帆子は、数ヶ月前様態が悪くなった父に花嫁姿を見せたくて、プロポーズしてくれた男性についOKの手紙をだしてしまったという。

そして鳩子に自分の代わりに手紙を回収しておいて欲しいと言い、鳩子は慌ててポストのある場所に行った。

やがて郵便局員が来て、手紙を返すようにお願いしたものの、郵便局に本人が行かないと返せないと言われてしまい手紙を取り戻すことはできなかった。

留守電に事情を説明しようとすぐに帆子に連絡したがつながらない。

その日の夜、ようやく帆子から連絡がつながったが、父が亡くなったからもう手紙はそのままでいいです。と告げ、落ち着いたらまた連絡すると言い電話が切られた。

「仕方ないか…」

そうつぶやいた瞬間、鳩子はカシ子に言われたことを思い出していた。

子供の頃、庭にある文塚という手紙のお墓の掃除をせずに怒られてた。鳩子は宿題に時間がかかったから仕方ない、明日掃除すれば大丈夫かと思ったと祖母に話すと、「約束は1度引き受けたら最後まで絶対にやり遂げること。仕方ないで流してたら誰からも信頼されなくなる」と言われた。

鳩子は祖母の言葉を思い出し、自分にできる限りのことをしようと決心していた。

翌日、帆子が手紙を出した婚約者の相手の自宅に行きポストを覗き手紙を探す。偶然にも婚約者の男が現れ、ポストに入った手紙を返してほしいと言うが、結局返してもらえなかった。

三津田との約束の時間となり、鳩子は三津田の仕事場である事務所に行き、二人の写真を見せてもらう。

そして妻が使って欲しいと依頼してきたシーリングスタンプを取り出し、今使う人は少ないため何か特別な思い出があったのか問いかける。

そのシーリングスタンプはイタリアに二人で行った際に購入したものだという。

実は、三津田は夕方にサプライズで妻にプロポーズする予定だったため、妻がシーリングスタンプを選んでいる時に、早く買うようにせかし妻を怒らせてケンカになってしまった。結局、プロポーズは結局できずに日本に帰ってからしたという

「一生かけて幸せにすると。でも約束は果たせなかった。」

またもや自分を責める三津田だった。


鳩子は一通り資料を見せてもらい隣の部屋で仕事をしていた三津田に声をかけようと覗いた。しかし、夫は何かを思いつめる表情で外を眺めていた。

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ツバキ文具店2話あらすじネタバレ【後半】


近所の魚屋で魚を購入する白川。白川は離婚し実家に戻り母と暮らしていた。

母のいる自宅に戻った白川。

しかし、母はティッシュを部屋中に散らかしていた。

そして「手紙…。ポストに手紙届いていないか」「手紙はきていないよ…」そう答えティッシュを片付け始めた。

バーバラ婦人とレストランで夕食を食べる鳩子。

そこにレストランのシェフが、バーバラのおかげで欲しかった絵を手に入れることができたとお礼を言いに来た。バーバラ婦人は画商の仕事をしていたのかと尋ねる鳩子。

バーバラ婦人は昔、パリに暮らしており、絵を買いたい人に仲介をしていたという。

「私にとってパリは人生のすばらしさや厳しいことも教えてくれた街。離れてみるととても愛おしい
街も人も」

その言葉を聞いて、鳩子は自分にはそんな風に思える街はなかったと考えていた。

帆子の手紙を取り返すことができず、三津田の手紙もどう書いていいかわからなかった。三津田の心の奥にはもっと複雑な感情があり、本当の気持ちを知りたい。

その時カシ子に言われた「心がまっすぐであれば自然と筆は動く。それが代書屋だ」という言葉を思い出していた。

しかし、鳩子は手が動かず書けずにいた。

庭の手紙のお墓に手を合わせる鳩子。

店先を掃除していたところカフェの子供・はーたん(新津ちせ)がやってきた。はーたんは鳩子に会いたくて店にやってきて、鳩子に手紙を書くといい、幼稚園に行った。

はーたんが後、店の掃除をしていると帆子がやってきた。

鳩子が帆子の婚約者の家まで手紙を取り戻しに行ったことを知っており、婚約者の方からプロポーズは取り消してくれ、私の気持ちを察してくれたのだろうと鳩子に告げる

そして、春子は気持ちを切り替えて婚活をするという。

帆子は父が亡くなる間際に母の手を握り「ありがとう」という姿を見て、自分もそう思える人生の伴侶を見つけたいと思ったという。

「人生の伴侶」その言葉を聞いた鳩子は離婚の手紙を依頼してきた三津田のことをに話し始める。

「円満離婚だと、そんなにあっさり言えることなのかな。奥さんを責めないのは自分を責めているからじゃないか。そう思っていたら前に踏み出せなくなるだけなのに…」

と帆子は言う。

「大人って余計なところばかり見て肝心なところは見逃しているなと思う」

帆子のその言葉が印象的だった鳩子。

翌日、鳩子は再び三津田に会いに行く途中で、男爵と呼ばれている男(奥田英二)ばったり道で会う。

男爵「店を継いだそうだな」

鳩子「そんな継ぐとかたいそうなものではないですが」

男爵「お前には勤まらんだろうな。」

カシ子は偏屈だったが商売は手堅かった。遊びほうけていたお前とは違うからと言われ鳩子はいらついていた。

鳩子は男爵が昔から苦手だった。

子供の頃から、何を話すと言うわけでもないが時々店に来ては鳩子のことをハトぽっぽと呼んだ。

ああいう人には関らないと思う鳩子だった。

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鳩子は、三津田が夫婦共同でデザインしたモデルルームにきていた。

家族の顔が見える家にしたいという思いを作ったと説明した。

鳩子は「自宅もそういうデザインなのか」と聞くが、男の顔が変わり、「そういえばうちもそういうコンセプトで作ったんだな。でも彼女の顔全然見ていなかった…」と暗い表情でいった。

そして「いい夫ではなかったのでしょうか。仕事でもプライベートでも彼女のことを尊重していた。
彼女のことを愛していた、一生かけて幸せにすると言ったのにそれができなかった」と自分のことを責めていた。

今まで僕がしてきたことは何だったんだ、間違っていたのか、こんな気持ちのまま手紙を出すべきでないのかもと、考える時間をほしいと鳩子にお願いした。

翌日、はーたんの父・守景蜜朗(上地雄輔)がやっているむぎカフェにやってきた鳩子。

鳩子が持っているシーリングスタンプを持っているのを見て守景は見せて欲しいと言い、手渡す鳩子。

すると、シーリングスタンプのイニシャルがWだと思っていた文字が実はMだと気づいた。

翌日、三津田から手紙を出すのはやめると告げられ、鳩子は、シーリングスタンプはWではなく、Mだと告げる。

「これは三津田のMではないか。奥様はプロポーズされる前から自分がみつたになる前にそのスタンプを駆ったんじゃないですか。それは奥様にとって特別な記念の品だったんじゃないかなって。

もしも奥様が三津田さんとの結婚を不幸せで人生の汚点だと思っていたら、それを使わないはず。三津田さんのことが好きで結婚したいと思ってた時に買ったものを。

写真の中の奥様すごく幸せそうで、たくさん笑っていた。

三津田さんは奥さんを幸せにできなかったと言っていたが、幸せな時間はあったと思います。
汚点だなんて言ったら奥様に失礼です。

書かせてください。みつたさんの手紙心を込めて。」

そう鳩子は三津田に言った。

鏡の前にたつ鳩子。

今回の手紙は100人を越える人に一斉に送る手紙、

鳩子は緊張していた。

髪をまとめ、白い服に着替える。

まずはパソコンを使って内容を整理する。

こういう場合はぶっつけ本番の臨場感よりもゆっくり言葉を選ぶ必要がある。

毛筆で書いたものをコピーする手もあるが、今回は活字で綴ることにした。

ある程度お金をかけてでも印象に残る誠意のある手紙にしたいという三津田の気持ちを汲み取り、鳩子は活版で丁寧に文字を刻んだ方が相手に伝わりやすいと考えた。

切手は15年前二人が結婚した時のものを取り寄せた。

印刷所から文面が仕上がってきたら宛名書きを始める。

道具は万年筆。

インクは灰色の雲というインクを一晩ふたを開けたまま放置する。

水分を蒸発させてインクの色を少しだけ濃くして控えめな印象に仕上げる。

そして、大切な二人の区切りになるシーリングスタンプ

奥さんはこれで封をすることで自分たちの結婚生活にピリオドを打とうとしている。

赤い蝋をたらし、シーリングスタンプをおす鳩子。

「これは、三津田さん夫婦の修了証書。新しい世界に行くための印なんだと思う。」

こうして手紙ができあがった。

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お世話になった皆様へ。

鎌倉の空は深く澄み渡り、さわやかな季節となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

私たちが鎌倉で式を挙げてから十五年が経ちました。思えば、あっという間でした。

あの日、皆さまの前で夫婦になれたことは本当に幸福な出来事だったと思っております。

平日は、ともに仕事に勤しみ、週末は愛犬ハンナと共に海に行き、趣味のカメラを楽しんだりと、夫婦で平凡な幸せを味わいました。

さて、今回は皆さまに残念なご報告をしなければなりません。

今月末をもちまして、私どもは夫婦関係を解消し、離婚することに至りました。

なんとかこのままふたりで一緒にいられる方法はないものか、お互い時間をかけて話し合いました。

幸せの結末が訪れるよう、最善の道を模索したつもりです。

ですが、互いに自分らしく生きるため、

結果として、これからは別々の道を歩むという結論に至った次第です。

これからは、お互いに第二の人生を一歩引いたところから応援しようということになりました。

これはふたりがより幸せな人生を送るための勇気ある決断だと思って、いただけると、幸いです。

これまでたくさんの優しさや愛情をかけてくださり、本当にありがとうございました。

皆さまとは、これからもそれぞれご縁を繋いでいきたいというのが共通した願いでもあります。

いつかまた、笑顔で今日という日を語り合えますよう。

これまでの感謝の気持ちを込めて。

秋冷の加わる季節、お体にはくれぐれもお気をつけください。

三津田桂司 綿貫梨香
====

三津田が手紙のお礼に鳩子のもとにやってきた。

離婚の知らせはインパクトがあったようで、送った人から電話や手紙で沢山励まされたという。

そして手紙を見た元妻からも連絡があったという。

「あなたと結婚してよかった。ありがとう」

と電話口で妻は泣いていた。

「お互いありがとうで終ることができたのは雨宮さんのおかげです。雨宮さんに手紙を頼まなければ彼女を幸せにできなかった罪悪感を引きずったままだった」

そして、離婚したことはマイナスではないここからが新しい始まり。鳩子の手紙のおかげで前を向くことができたと告げた。

鳩子は私がしたことなんて些細なこと。ただ手紙を書いただけ。一人前の仕事には程遠い。そう思いながらも手紙を書くことが楽しくなり始めていた。

ツバキ文具店2話あらすじネタバレと感想!


離婚の手紙だなんて何かどろどろした裏があるのか…と思いきや、むしろ妻の身勝手さえも受け入れる大きな夫の愛の話しでもあり、とても感動的でした。

最近不倫やなんやらというニュースが多い中、こういうドラマは本当にほっこりしますね。

今回も手紙の部分はとても丁寧に描かれていて、代書屋の仕事をより深く知ることができます。手紙を書くといっても、万年筆やペンでただ単に書くのではなく、手紙によってインクも字も書き方も全て違う。

こういう世界があること自体を知らない人も多いかと思いますので、このシーンだけでもかなり楽しめますね。

次回はどんな依頼人が来るのでしょうか。

代書屋として鳩子がどんな風に成長していくのは目が離せませんね!

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