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女の勲章あらすじネタバレ結末と感想!ラストは式子に衝撃の悲劇が! [ドラマ]

山崎豊子原作小説「女の勲章」が松嶋菜々子さん主演でスペシャルドラマとして映像化されます。

豪華キャスト陣が勢ぞろいし、放送前から話題になっています。

華やかなファッション業界を舞台に、一人の男の野望、欲望に翻弄されていく女性たち。

今回は、原作小説「女の勲章」を読んだので、あらすじネタバレを結末までまとめました。
(ラストまでネタバレしていますので、結末を知りたくない方はご注意ください)


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女の勲章ネタバレあらすじ結末【前半】


大阪・船場の老舗羅紗問屋に生まれ、何不自由ない裕福な生活していた主人公・大庭式子(松嶋菜々子)だったが、戦争で両親、そして船場の家を失ってしまう。

しかし、式子はめげることなく、自宅の一室を開放し、小さな洋裁教室を始め、瞬く間に人気教室に成長。やがて甲子園に「聖和服飾学院」という洋裁学校を開校する。

八代銀四郎郎(玉木宏)は、東京の国立大学にてフランス文科を専攻し卒業後は一流企業へ就職。

しかし、サラリーマンに早々に見切りをつけ、家業である八代商店の男物服地の卸しを手伝っているうちに、聖和服飾学院に出入りするようになる。

式子に頼まれ、フランスの雑誌の翻訳や、生徒にフランス語を教えるようになり、やがて聖和服飾学院の学校建設における、折衝業務などを担当するようになっていた。

聖和服飾学院には、式子が自宅ではじめた洋裁教室の卒業生である津川倫子(ミムラ)、坪田かつ美(相武紗季)、大木富枝(木南晴夏)の3名が講師として在職していた。

銀四郎は持ち前の商才と人脈を駆使し、競争が激しいファッション業界にて、無名だった式子を有名デザイナーへとのし上げていく。

その裏では、式子以外に倫子、かつ美とも体の関係を持ち、お金を渡し、彼女たちが望むような裕福な生活をさせ、次々と開校していく学校の校長にさせていく。

銀四郎は式子の知らないところで彼女たちに、富、名声、地位も同時に与え自分の思うがままにしていったのだ。

もちろん女性たちは銀四郎が他の女性と関係を持っていることは知らない。

しかし、唯一富枝だけは、銀四郎が式子以外に倫子やかつ美との関係を結んでいたことを知っており、その事実を逆手に取り、新しく建設予定の縫製工場の権利を自分に与えることを言い出してくる。

式子は、裏でそういったことが行われていることを知らないまま、いつのまにか銀四郎が弾いたレールに乗り、時折戸惑いつつも、有名デザイナーとしてのキャリアを築き上げていき、それと同時に与えられる名声や富、置かれている地位に浸っていく。

そんな中、新たに学校を作る際に、銀四郎の大学時代の恩師である白石教授に出会い、式子は次第に心惹かれていく。

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女の勲章ネタバレあらすじ結末【後半】


自宅の一室で始めた学校も、甲子園、大阪、京都と次々と開校していき、やがて式子は日本で始めてフランスデザイナーのジャン・ラベールのデザイン型紙を買い、日本でショーを行うという一大イベントを開催することになる。

しかしパリに行く直前、式子は縫製工場の不動産権利を自分の知らないところで、富枝名義にされていることを知ってしまう。

富枝を呼び戻して、聞き出したところ、あっさりと銀四郎にもらったと告げ、さらに倫子やかつ美と銀四郎の関係を知らされる。

式子はこれまで3人の職員と銀四郎とのことを知らずに、自身も銀四郎と関係を持っていたことを辱め、自分だけでなく他の3人にも与えられたものであったかと思うと、体中が火膨れになるような忌まわしさに襲われた。

何も知らずに、倫子に甲子園校を任せ、かつ美に京都校を始めさせ、富枝には縫製工場を開かせ、銀四郎の思惑に操られ、次々と新たなステージを開くたびに自身の栄光が積み重ねていかれる喜びに酔ってきた自分の愚かしさ、それと同時に憤りや絶望が式子を襲った。

式子は銀四郎に会い、今後は一切縁を切ることをを告げる。

しかし、銀四郎は悪びれることなく、式子自身が名声と富、女の野心と虚栄心と引き換えに自分と関係を持っただけであり、縁を切るなら、これまで銀四郎が学校を大きくするために費やしてきた労力、頭脳、時間、式子を有名デザイナーへとさせた慰謝料として2000万円を要求してくる。

ところが、銀四郎は慰謝料に加え、優秀な講師陣まで失い、何もかも失ってしまう決心が式子にはできないと弱みにつけこみ、式子を身動きできない状況に追い込んでいく。

式子自身、今まで築き上げて得てきた、名声と富を失うことが恐ろしくうろたえてしまい、銀四郎は自分とは簡単に別れられる関係ではないと式子をあやすように抱いた。

やがて、ジャン・ラベールの型紙購入の契約のためパリに行く日が訪れ、式子は少しでも銀四郎と離れられること、自分を取り巻いていた汚辱の生活から遠ざかっていくようで救いを覚えた。


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パリに到着し、式子はジャン・ラベールを訪れる。

事前に話しは通しており、あとは契約を結ぶはずだったジャン・ラベール側は、他の企業との契約を済ませていることが判明。土壇場になって契約が結べずに途方にくれる式子。

そこに、偶然にもパリに会合で訪れていた白石教授に助けを求め、白石教授の計らいにより、式子の学校と契約を結ぶことを口利きし、無事に契約を成立させることができた。

パリにて、白石教授に再会し、これまで胸にしまっていた白石教授への恋心に気づき抑えられなくなり、白石教授のホテルを訪れ会いに行く式子。

ついに、白石教授に胸のうちを告白したが、旅で気持ちが高まっているだけだと優しく突き放される。

ホテルに戻った式子は、銀四郎から速達便にて、日本にて問題があったから帰国しなさいと連絡を受ける。

これまで築き上げてきた何もかもを捨てて、白石教授の胸に飛び込みたかった式子にとって、それは自身の幸せを奪う悪魔のような訪れに恐れ、逃げるように再び白石氏のもとに向かう。

しかし、白石教授はフランスを既に立ち、ポルトガルに向かったと知り、式子も後を追ってポルトガルに行く。

二人は再会し、白石教授は式子を受け入れ、日本に帰ったら一緒に生きることを誓う。

その間、式子は銀四郎とのこれまでの関係を白石教授に打ち明けようとするものの、事実を知った白石教授の心が自分から離れていってしまうことを恐れなかなか告げられずにいた。

その後、二人はしばらくポルトガルを旅し、式子によっては夢のようなひとときを過ごした。

一方銀四郎は式子が帰ってこないことに苛立ち、強引にでも式子を連れ戻すためパリへと向かう。

パリに到着し、式子のホテルを訪れるものの式子はおらず、怪しむ銀四郎。

式子が、白石教授とパリで会い、その後ポルトガルに行っていることを突き詰め、飛行機で帰ってくる二人を見つけ、声をかける銀四郎。

式子は激しく動揺し、三人で一旦ホテルに戻り話し合いをすることとなる。

式子と白石教授の関係を知った銀四郎は、自分と式子の関係を暴露し、式子はその場に崩れ落ち号泣した。

そして、式子は白石教授に銀四郎とのこと、他の職人とも関係を持ち、学校組織を築き上げ、その利益と自由を自分のものにする野心ために利用されもてあそばれていたことなど、日本で起こったことを全て話す。

白石教授は驚き、銀四郎に式子に対してどんな気持ちでいたのか、結婚するつもりでいたのかと問いたざす。

しかし、銀四郎は悪ぶれる様子もなく

「式子と結婚などせずに、関係を持ちながら独身で他の職員とも結婚の可能性をちらつかせながら働かせて操った方が自分の利益にプラスに働く」

と告げ、白石教授は怒りに震える。

しかし銀四郎は「女たちの求める虚栄心に満ちた欲望、野心をそれぞれの形で与え、その代償として体の関係と働きをもらっていただけだ、誰とも結婚の約束なんてしていない」と言い返し、白石教授は呆れて失望し、その場を立ち去ってしまった。

その場に取り残された式子に、銀四郎は悪魔のごとく囁き、後ろから抱こうとするが式子は猛烈に銀四郎を拒絶。

しかし、銀四郎は日本へ帰り、再び女の野心や虚栄心が渦巻く世界に連れて帰りさせすれば、これまで味わってきた有名デザイナーとしての華やかな生活や富、名声から抜け出せることがなく、何事もなかったようにこれまでの生活に戻るだろうと高を括っていた。

ショーの日程も近づいてきていることもあり、式子は失意のまま銀四郎と一緒に日本に帰国。

式子がいない間に日本ではランベール旋風を巻き起そうと、銀四郎が手を尽くしていた。

ショー公開日が近づき、式子はめまぐるしく多忙な日々に追い込まれていた。

このショーが終ったら、式子は銀四郎、3人の職員との関係をあからさまにし、銀四郎が仕組んだ恐ろしい人間関係を清算しようと準備を進めていた。


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いよいよランベールショーが始まり1日目は大成功のスタートを切った。

ショーには白石教授も訪れており、再度、式子と一緒に銀四郎と話し合いの場が持たれた。

白石教授は式子と結婚することを、銀四郎に告げ、そのために式子との関係はこれで終わりにしてほしいと告げた。

銀四郎は清算方法次第と持ちかけ、式子はランベールショーで得られる利益、大阪本校、京都校、新設予定の東京校も譲ることを告げる。

しかし、それだけでは納得しない銀四郎。

もうこれ以上何もあげるものがないと式子は言うが、担保に入ったり、債務を負った学校ばかりもらっても意味がないと冷たく突き放す。

実は大阪校にはまだ債務が残っており、京都校も担保に入れていたりと、銀四郎に譲ると告げたものは、債務を負った担保物件ばかりで清算勘定にならない。

さらに式子の名義で借り入れている負債のため、法律上は式子に返済義務がある。

つまりあと3年は働いて返済してから、自分に進呈してくれと薄笑いを浮かべ、どうするか白石教授と協議してくれと部屋を後にした。

呆然とする式子。

そんな式子に白石教授は、打つ手がない、二人の結婚を諦めるしかないと告げる。

銀四郎のあざとさには太刀打ちできず、自分には式子の窮地を救うだけの経済力もない。

そして、式子名義になっている学校の負債を返すためにこれからも仕事を続け、返済が済んだら銀四郎と離れて独りになりなさい、遠くから見守っていると告げ、式子のもとを去っていった。

白石教授と一緒になる夢も途絶えてしまった式子。

ここから逃げださなければという衝動に駆られ、式子は飛行機で大阪に戻った。

明日にもランベールショーの続きが控えている。

しかし、式子はふらふらと甲子園校に戻っていた。

学校の中に入り、ふとこの校舎を建てたときのことを思い出す。

学校を建てた時、母のように誇り高く美しく生きたいと思い、紋章のような華麗なステンドグラスを校舎の高窓に填め込んだ。

しかし、今の式子には誇るべきものもなく、心から愛した白石教授にも拒まれ救いようのない絶望感、銀四郎によってしるされた汚辱だけが残っていた。

式子は、今後、何の幸せもなく、学校の負債を返すためだけに、働かなければならないこと、唯一の希望だった白石教授との夢見た未来も失われてしまい、生きることに絶望。

そして、自ら命を絶ってしまったー。

女の勲章あらすじネタバレ結末の感想


山崎豊子さんは小説を書く際にかなり入念に取材を行うことで有名です。

「女の勲章」を書くにあたり、パリにまで取材に行ったそうです。

そのためか、かなり重厚で読み応えのある内容になっています。

ファッション業界の光と影の部分が上手い具合に描かれており、銀四郎がいつの間にか式子を始めとする女性を翻弄していく様子が、絶妙に描かれているところはさすがです。

ラストは式子がまさか自ら命を絶ってしまうことになるとは予想外でしたが、儚く哀しさが残りつつも読み終わった後はどこかスッキリする作品でした。

非常に読み応えのある作品でしたので、ぜひ気になる方は原作を読むことをお勧めします。


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