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追憶(映画)ネタバレあらすじ原作本から結末まで!命をつなぐ感動のラストに号泣 [映画]

岡田准一さんが主演を務める映画「追憶」

とある事件をきっかけに刑事、容疑者、被害者として再会した幼馴染3人。

それぞれが心の中に隠してきた過去と向き合い、現代に1歩踏み出す姿を描いた感動の物語です。

今回は映画「追憶」の原作小説を読みましたので、原作をもとにネタバレあらすじ&感想をまとめました!

結末までネタバレしていますので、知りたくない方はご注意ください。

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追憶(映画)ネタバレあらすじを原作本から結末まで!【前半】


アツシ(13)はラジオで野球中継を聞くのが好きだった。

父親は交通事故で亡くなり母親と2人暮らし。

専業主婦だった母親は働きに出始めてから、派手に着飾るようになり、やがて男ができ家にあげるようになった。

ある日、しばらく母の兄の家に家にいきなさいと言われ、アツシはしぶしぶながら電車に乗ってむかった。

その途中、ケイタ(13)、サトシ(12)、そして仁科涼子(33)に出会う。

ケイタは親元から家出、サトシは入所していた児童擁護施設から脱走し、涼子が営む喫茶店アンブレラの手伝いをしながら一緒に住んでいた。

アツシもこの家にしばらく住むことになり、それからは家族のように過ごした。

しかし、そんな楽しい日々も突然終わりを告げる日がやってくる。

涼子の昔の知り合いで刑務所から出所した貴船誠一という男が店に居座り、涼子に暴行を加えるようになった。

すっかり生活は変わってしまい、やがて3人は元いた場所に戻りなさいと言われる。

店の客であり、涼子に思いを寄せていたトラック運転手の男・山形に連れられ、店を後にする3人。

しかし、アツシは途中ある決意をしトラックを降り、涼子の喫茶店アンブレラに戻る。

サトシ、ケイタもアツシの決意を察し、後を追う。

アンブレラに戻ったアツシは、店の外にある小屋に隠れ貴船が店から出てきた隙を狙って、バットを貴船の頭に振りかざした。

しかし、バッドは外れ逆上した貴船がアツシに暴行を加える。すると今度は、ケイタが後ろからバッドを貴船の頭に振りかざし、貴船は命を落とした。

サトシはその現場に立ちつくすだけだった。

騒ぎを聞き駆けつけた涼子は「アンタ、ごめんね…」と貴船に言い、アツシたちが犯した罪を被り、3人を元の場所に戻した。

その場に駆けつけた山形が警察に連絡し、涼子は捕まった。

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それから29年後、時は流れ3人はそれぞれの人生を送っていた。

四方篤(しかたあつし)は刑事となり札幌に住んでいた。

3歳年下の美那子と結婚し、子供はいない。夫婦間はうまくいっておらず別居している。

そして時折、金の無心をしてくる母に頭を悩ませていた。

川端悟(かわばたさとし)は、中学卒業後に札幌から川崎に出てきて、現在は「川端ガラス」という小さなガラス工場を営んでいた。

元々は従業員だったが先代の経営者に気に入られ一人娘だった・小夜子と結婚し、現在は娘の梓が一人いる。

工場を経営していると言えども従業員は小川尚(おがわさとし)だけで、経営は決して楽ではなく資金繰りに頭を悩まし、小夜子とも口論が続いていた。

ついにどうにもならなくなり、悟は知人から金を借りると小夜子に告げ札幌に向かう。

田所啓太は江別市で「田所産業」という、土地の造成などの土木工事や建物の解体などを請け負う小さな土建会社を営んでいた。

10人ほどの従業員が働いており、妻の真理も臨月になる大きなおなかを抱えて仕事を手伝っていた。

田所啓太は42歳で真理は28歳と年が離れている。真理が小樽の美容室で働いていたのを啓太が通いつめて口説き落とした。

啓太は、近々新しい土地に、新たな事務所と家族で住む家を建てる予定だった。

===

篤は仕事後、すすきの駅近くのラーメン店で偶然悟と再会した。

しかし、篤は久々の再会に動揺していた。

悟が川崎でガラス工場を営んでいる話しを聞き、篤は刑事をしていることは打ち明けなかった。

話題が尽きそろそろお開きにしようかと言いかけた時、「アッちゃん金貸してくれない?」と悟が口にした。

篤は自分にも余裕がないと断った。すると、悟は明日啓太に会い金を借りることを告げた。

二人が会っていることを知らなかった篤。

悟はこれまでも啓太に何度か助けてもらったという。

そして…

「あの時ケイタがもう会わないようにしようって言った。だからアッちゃんは忘れていいんだよ」と告げた。

篤は「俺は忘れてなんかいない。あんなことあったけど、あの夏、俺たち本当の家族みたいだった」

と言ったが

「ケイちゃんに任せておけば大丈夫だから」

その言葉が篤にとって、隠蔽していたはずの記憶がはっきりと蘇り全身が震えた。

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次の日、篤は小樽市で男性の遺体が発見されたと現場に向かった。

被害者を見て篤は唖然とした。

それはなんと悟だった。

驚き声をあげそうになったが堪え、同僚の刑事には自分の知人であることは告げなかった。

現場の近くは廃屋が見え、それはかつて篤たちが過ごした涼子の店アンブレラだった。

そして、川崎にある悟の自宅にて捜査が行われ、篤は啓太から悟宛に届いた年賀状を発見し、他の刑事に見られないように自分のポケットに入れた。

悟の娘からは父が亡くなる前日公衆電話から

「ずっと会いたかったけど会えなかったなつかしい人に会った。だから父さん帰ったら頑張るから」と言われたことを聞いた。

篤は単独で、啓太に会いに行った。

悟が亡くなる前日に啓太に会うと言っていた。

もしかして、29年前の事件をネタに悟から啓太はゆすられそれで犯行に及んだのでは…と篤は思い、啓太に尋ねるが否定。

啓太は「刑事になって自分だけ綺麗になったつもりか。お前を助けるために、あの男をあやめ、
あの人を刑務所に入れてしまいどれだけ苦しんだかお前にわかるか」と言い放ち、篤はひるむしかなかった。
===
翌日、篤は事件の前日に悟が使ったレンタカーのナビの履歴に残っていた介護施設「手稲光の丘」を訪ねた。

そこで利用者リストを見せてもらい、ある名前を発見し驚く。

それは「山形涼子」という名前だった。

山形涼子とは、篤たちと一緒に暮らしたあの涼子であり、篤たちを送り届けた山形と結婚していたのだ。

施設内を案内してもらうと、職員に聞くまでもなく山形涼子の姿がわかった。

涼子は認知症を患っており自分が誰だかわからなかった。

悟は殺害される前、ここを訪れ、涼子と旦那である山形に会っていたと確信した。

そして、悟の娘に告げた「会いたくても会えなかった懐かしい人」というのは、涼子たちだったのだ。

篤は、涼子のもとを訪ねてくる山形を施設の駐車場で待っていた。

すると、年老いた山形が車で訪れ涼子を施設から連れ出し、車でどこかに出かけていく。

篤はその車の後を追い、到着したのはアンブレラがあった場所だった。

二人は海に沈む夕日を静かに眺めていた。

29年前も涼子がこの場所から夕日を眺めていたのを篤は思い出していた。

悟に涼子が通う施設を教えたのは、啓太だろう。

悟は、自分と同じように二人がアンブレラに行く姿を見つけ、帰る途中、アンブレラのすぐ近くにあるこの公衆電話から娘に電話をしたのだった。

久しぶりに見た二人の姿を見た悟は、心を入れ替え本気で頑張ろうとしていたのだ。

しかしなぜやり直そうと誓った悟はここで殺されてしまったのか…。

犯人は一体誰なのか。

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追憶(映画)ネタバレあらすじを原作本から結末まで!【後半】


翌日、篤は啓太のもとに再び向かった。

その頃警察は、悟が亡くなる直前に啓太と会っていたことを突き止め、啓太を疑い張り込んでいた。

篤の問いかけにあいからわず何も言おうとせず何かを隠している啓太。

「お前は、何を守ろうとしているんだ」

悟が死んだ以上、篤が黙っていればあの事件のことは明るみにでたりはしいない。

悟をあやめていないのに、啓太が何も言わないのには別のわけがあるはず。しかし篤にはそれがわからなかった。

啓太は何かを必死に隠そうとしていた。

そして、篤は涼子たちの姿を見たことを告げ、あれから涼子たちに何があったのか、それが啓太が背負ってきたことかと問いかけた。

啓太は「会ったならわかるだろう、もう何も覚えていないから守ってやらなければいけない!」と言った。

すると別の部屋で啓太の妻・真理が短い悲鳴をあげ倒れる音がした。

慌てて真理のもとにかけよると、真理が倒れていた。

真理は救急車で病院に運ばれ、妊娠中毒症を引き起こしていた。

篤が単独で啓太に接触していたことは警察にもバレ後を追って、警察が病院にかけつけた。

すると別の刑事から川崎で犯人が捕まったと連絡があった

悟の妻である、小夜子と従業員の小川が犯行を自白したのだった。

事件は二人の共謀による保険金目当ての事件であり、小川は偽名を使って悟の後を追っていたという。

真理は帝王切開で急遽赤ちゃんを産むことになり手術が始まった。

篤は、手術室前で待機している悟に元にいき、犯人が見つかったことを告げ、一瞬でも悟を疑ったことを許して欲しいと頭を下げた。

「なんだよそれ。あいつは自分の家族を守ろうと必死だったのに」

そして、悟の妻である真理は涼子が刑務所で産んだ娘であることを話した。

父親は貴船だった。

真理は自分の両親のことを知らない。

だから啓太が変わりに守ってやりたいと思った。涼子たちが自分たちを守ってくれたように。

あの事件の後、啓太は飛び出した家に戻ったが父親の暴力は変わらなかった。しかし、涼子に罪を被せてしまった罪滅ぼしだと思い我慢し、実家の家業を手伝い懸命に働いた。

そして父が亡くなった時、大嫌いだったはずだが自分の中にぽっかりと穴が開いた。次第に涼子への罪悪感が募り会って謝らなければと思った。

興信所を通じて、涼子を探し出したが、連絡をくれたのは山形だった。

久々に再会した山形からは「あの人がもう会わない方がいい、もう忘れてほしい」と言っていることを告げられた。

そして「あのことは、僕たちが抱えていくから、君たちは忘れてくれていいんだ」と言われ結局涼子には会わなかった。

数年後、突然山形から啓太に連絡があり、廃屋になったアンブレラに呼び出された。

その場には涼子も一緒だったが、涼子は店のことも啓太のことも覚えておらず若年性の認知症を患っていた。

そして、その時山形に真理の存在を知らされた。

最初は遠くから見ているつもりだったが、啓太は次第に真理に惚れてしまった。

真理が働く美容室に客として通いつめ、その気持ちが真理に届き結婚した。

啓太は素直に嬉しかったが、真理は涼子の娘であり、自分がてにかけたあの男の娘でもあった。

もしその事実が明らかになったら失うものは大きい。

しかし啓太は山形に「涼子の失くした記憶を受け継いでほしい」と言われたことを思い出し、真理と結婚したのだった。

啓太はアンブレラの廃屋の土地を買い、真理と一緒に新しい家族を作り、毎日浜に夕日を見に行くことを話した。

そして、時々同じように浜に夕日を見に来る老夫婦に会い、言葉を交わすようになり、やがて生まれた子供に声をかけその子を抱き上げる。

やがて自宅に呼ばれお茶をするようになり取りとめもない話しを楽しむ。

失った記憶の代わりにそんな新たな時間が記録されていく。

そんな日が来て欲しいと篤は願った。

やがて赤ちゃんも無事に生まれた

「おめでとうケイちゃん」

「ありがとうアッちゃん」

二人はその名を29年ぶりに呼んだ。

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篤はアンブレラの近くの浜を歩いていた。

すると二人の老夫婦の姿を見つけた。

山形と涼子だった。

二人に近づき、篤は「お久しぶりです」と29年ぶりに声をかけた。

山形は篤だと気づき、会えることを予感しているようだった。

そして「犯人が捕まったね。悟君の事件が起きた後、啓太君から連絡があった。そして篤君が刑事になったからきっと犯人を捕まえてくれる」

と言った。

とがめるような響きはなく、ねぎらうような口調だった。

あの事件の記憶に囚われ続けていたのは、自分だったと篤は改めて気づいた。

すると涼子が、山形に「知っている人なの」と声をかけ篤を見つめた。

篤は胸があつくなり「もっと早くに会いにくるべきだった」と言った。

すると涼子はハッとした表情を浮かべ戸惑いながらも

「ひょっとしてあなたも私の息子なの?この間も一緒に夕日を見たわよね」

山形「お前には息子が3人いたじゃないか」

と穏やかな声で言い。

涼子は「自分の子供を忘れるなんてダメな母親ね。ごめんね」と篤につぶやいた。

篤「あなたが忘れてもみんなが覚えていますから」

そう言い、3人は並んで海に沈んでいく夕日を眺めていた。

夕日を見ながら篤は思った。
===
啓太は娘に涼子の一文字を取り、涼と名づけた。

新しく新居兼事務所となるアンブレラの廃屋のある場所にきていた。

アンブレラの解体工事を始める。

29年分の時間が飛び出し一瞬にして消えていった。

啓太には、涼子が3人の少年の呼ぶ声が聞こえた

「アツシ、ケイタ、サトシ!野球中継が始まるよ」

追憶(映画)ネタバレあらすじを原作本から結末まで!-感想


サスペンスミステリーものかと思って読み進めましたが、最後は予想外の命をつなぐ感動のストーリーでした。

完全に、啓太が犯人だと思い込み、どんなトリックがしかけられ、啓太は何を隠しているのか!?と思っていましたが、啓太が必死に守ろうとしたものは涼子との記憶、そして涼子の血を受け継ぐ真理という
感動の家族の物語。

そしてその姿を知り、過去の事件に囚われていた篤はずっと心に封印してきた過去と向き合い1歩踏み出していく。

ラストに向け何が隠されているのかと、面白くて一気に読んでしまいました。

悟が亡くなったのは残念でしたが、読み終わって心が前向きになるラストでもありました。

映画と原作本ではやや違うところがあるようですが、原作小説は非常に面白かったので映画と原作セットで楽しむことをおすすめします。

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